勇気出すと人生が変わる。義父とケンカして、義父が余計な一言を言わなくなったこと

2019年1月頃の話です。

お盆休み、年末年始、ゴールデンウィークなどの連休に、息子と妻の3人で妻の実家へ帰省していました。

私から見た、私が知った義父の情報)
年齢:64歳
家族:6つ年の離れた兄がいる末っ子です。
仕事:公務員を定年退職し、自由気ままに人生を謳歌しています。
お酒が好きで夕飯時によく呑んでいます。

義父は承認欲求が強い方です。
義父は自らの承認欲求を満たすために他者を批判し自分が正しいとみせようとするような言動・行動が多かったです。

義父は私に対してはよく気を使ってくださっていて、私に対しての接し方は気になるような事は無く問題ない接し方が多かったのですが、
義母、妻や妻の妹に対して「そういう発言をされるとなんとなく不快だなと感じる発言が多かったです。」
義父は自分でできるはずのことも全て義母(妻など、他者へ)に依頼し、
やってもらえないと怒鳴ってギャンギャンわめいて、周りが我慢して、義父の機嫌が直るのを待つという流れがほとんどでした。

僕も我慢していたんだと思います。
義母から「ごめんね。」と言われることが何度かありましたが、つまり我慢してねとお願いされていると受け取っておりました。
私は我慢することが嫌で、我慢に伴い不満を少しづつ溜め込んでいたと思います。それも後に怒りを爆発させてしまった原因とも思います。

ある時、僕は我慢をしきれなくなり、爆発させました。
妻への我慢もありました。
妻は両親や妹に気兼ねないく自分の実家に帰省していましたが、私は義理の両親や妹さんへ気をつかうので疲れていたのだと思います。
本当の気持ちを妻へ言えない自分にも嫌だなという感情もあったと思います。
きっかけは正月に5日間ほど妻の実家へ滞在していて、妻が私に「もう1日滞在して良い?」と言ってきました。私は疲れていたので早く自宅へ帰りたい気持ちもありましたが、妻が喜ぶならとそちらを優先して「良いよ。」と言いました。
この時点で妻が叔母夫婦とも会う約束もしていました。叔母夫婦に会うのも本当はめんどうに思えてました。
私は気をつかうことには疲れていました。
その時に義父の兄からに義父宛に電話がかかってきました。
要件は私達の息子含めて私達に会いたいので連れてこないということでした。
私がこの時点で腹を立ててしまったことは義父が私や妻に「どうする?」と我々の都合や意見を確認せず、独断で「良いよ、連れてくね。」と決めたことでした。
義父が電話で会話している声を聞こえていたので私はイラッとしました。疲れていてめんどくさかったのがありました、
帰る準備を進めている中で決まった事で私はイライラしていました。
義父が息子(義父にとっての孫)へ馬鹿にした発言での接し方があった際に、それをきっかけとして私が義父に対して抱えていた苛立ちをぶつけました。「もういいんじゃないんですか?そういう息子を馬鹿にするような発言をやめてもらえませんか?」と言いました。義父は「なんで?」とコメントしましたが、私はその質問に対して返答しませんでした。その後すぐに察した義父は何も言わずこの話は終わった感じがありました。
その後、私がおさまらない怒りを発散する為に義父へ聞こえるように「さっさと(義父の兄の家へ)行こう。」と呟きました。
これに対して義父が怒りました。「さっさとだと。」

伯父夫婦の家へ車で向かう途中義父はずっと怒っていました。
温かく迎えてくれるだろう伯父夫婦を私が軽んじたのだと感じたのだと思います。
加えて、自分の兄弟である伯父の夫婦よりも、義母の姉妹である叔母夫婦との時間を優先したように感じて不快に感じたのかもしれません。

伯父夫婦の家へ到着した後、義父の怒りはさらに爆発しました。「ほら、さっさと行けよ。」と私(と妻と義母)へ追い払うような言動でした。

我々は自宅へ帰りましたが、その後しばらくの間も義父の怒りが収まらず義母へ当たり散らしている
という話を妻から聞いていました。

義母や妻へ一層暴言を吐く形となり、特に義母の精神的な負担になってしまっていました。
妻から僕にそのように伝えられて、義父に対する不満は私だけでなく義父以外家族みんなも感じているから、義母に負担をかけぬよう我慢するようにと懇願されました。

私の義父への苛立ちは、私が自分の生い立ちと照らし合わせていたからかもしれません。そして、私が自分の母とも照らし合わせていたからかもしれません。
私は6つ年上の姉がいますが末っ子です。
私の母も末っ子です。
末っ子は兄や姉に比べて両親に甘やかされて育ち、それによってわがままになりがちで、
わがままが通らないと、なんとか自分の思い通りにしようという思考になってしまうケースが多いのかもしれません。
私もわがままなのですが、自分より年上の母や義父が自分のやりたいようにしていることに羨ましさと憎たらしさを感じています。

その後、お盆休み、正月の年末年始、ゴールデンウィークといったまとまった連休にしか会うこともないし、義母へその負担が行ってしまうことに申し訳ない気持ちもあり、私が義父へ怒りや不満をそのままぶつける事を控えるように意識して過ごしました。

私からこの件について義父へ謝ることはありませんでしたし、義父から私へ謝罪を求めるやりとりもありませんでした。
義母や妻から私へ「義父へ謝るように」といった話もありませんでした。

次の連休に妻の実家へお邪魔した際など、それ以降は義父の言動にイラッとするようなことはほとんどなくなりました。
たぶん義父の方でも自身の言動によって、私が不満を持ちまた同じように怒りを爆発させてお互いに喧嘩になってしまうようなことを控えるように変わってもらえたのかもしれません。

結果としては、私が嫌なことを嫌だと伝えられて、やめてくれるように変わったと解釈しています。
義母や妻、義理の妹さんなど周りの人に、義父と私が喧嘩した事で嫌な思いをさせてしまったのは悪るかったかもしれませんが、気を遣わずさらに良い親戚関係を築けるようになったとポジティブに捉えています。

子が生まれて、末永い親戚関係になるなら、一度くらい腹を割ってぶつかってみることも私は良いと思います。

では、また

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