若手時代に失敗していたこと

私は会社員、サラリーマンです。2006年から会社に入社して今年で14年目になる37歳のおじさんです。

若手時代にやらかした失敗について記事を書きます。
この記事は同じように会社員として仕事をしている方に読んで頂きたいです。また読んでくださる事でもし仕事で失敗が続いてしまい、悩みや不安を抱えている際に、読んでくださった方の気分転換になれたら嬉しいです。

はじめに
入社して当時、周りから向いていないと言われていた営業を志望して、営業部門に配属されましたが、やっぱり向いてませんでした笑。
私の失敗の回数や質は、同期をはじめとして他のみなさんに比べて、多かったり、ひどかったり、していると思います。

それでも今のように仕事ができるようになったのは、上司や先輩方々のご指導ご鞭撻、叱咤激励、ご指摘を頂けたことと感謝しています。

それに加えて、自分自身としても他人の言う事をちゃんと聞けるようになった事、自分自身が変わろうと思えるようになった事、他人に対して伝わると価値が生まれると気づけた事が大きなポイントです。

新入社員の時、電話の取り次ぎさえ満足にできていませんでした。
電話が鳴って受話器を取るのですが、相手が早口だったりすると、相手の会社名、担当者名、電話番号、要件のどれかしら聞き取れない時があり、「ま、大丈夫だろう」と思い、適当にメモに起こした内容を、取り次ぎ先の上司や先輩社員へ伝言していた事もありました。
ある時、折返す取引先担当者が誤っていたらしく先輩社員にキレられた事がありました。この時に連絡先の会社名、担当者氏名、電話番号、要件など1つも間違えてはいけないのだと改めて反省しました。

会社に入社するまでの経緯を少し振り返ります。
受験して、大学付属の私立高校に入学しました。高校の通信簿で人並みの成果で希望の学部へ入学できて、付属の大学へ進学しました。
大学生時代はテニスサークル、アルバイト、ゼミと遊びについて充実した日々を過ごしましたが、まともに授業を出たり、勉強したり、といった時間はほとんど取らなかった記憶があります。友人同士の単位を取る為の情報収集、情報共有ネットワークは素晴らしかったですが。

生き方としては、今でも基本的に受け身なタイプ、部分が多いのですが、
若手時代はもっとひどかったんです。
当時の思考として「何か言われたら、やれば良いや。」甘ちゃんだったんです。「自分が失敗しても上司や先輩がフォローしてくれるからいいや。」って考えてました。確かにフォローしてくださる事も多かったですけど、見放されるまで甘えてやろうと、甘えすぎてました。。

もちろんそんなんですから些細なミスなら日常茶飯事でした。甘えすぎた自分が悪いのですが、同じ部署の上司や先輩だけでなく他部署の上司や先輩、ありとあらゆる方から指摘、叱咤、ツッコミをほぼ毎日頂いてたので、精神状態としてキツイ時がたくさんありました。そのうち怒られるのが嫌でミスを隠したり、ごまかしたり、嘘つくようになる部分も出てきましたが、隠し通すこともできずすぐ明るみになり、余計に叱られたり、する時もたくさんありました。

上司や先輩に頂いたコメントで特に印象に残っているのが「それをオマエがしたら、受け取り手の相手がどう思うかを考えろ。」です。

過去の自分は承認欲求が特に強く、相手どう思うかを考えない、独り善がりでの発言、アクションが多かったです。これによる失敗が多かったと思います。

相手が相談に乗るタイプかどうか観察せず、相談してみたら冷たくあしらわれる事もありましたし、
良かれと思って勝手にやったらお節介だったらしく余計に叱られたり、
気を使ったつもりでどうでもいい発言をしたらどうでもいいと怒られたり、いろんなとても些細な失敗もたくさんしました。
それを経て、相手がどのようなタイプか少し観察するようにもなりました。

仕事は取引先、上司や先輩など自分以外の誰かに伝わってはじめて、価値が生まれますね。
若手時代を振り返って、漸く腑に落ちてきました。
仕事だけでなくプライベートでも、生きているうちはずっと大切にしていきたいです。

昔も今もこれからも、コミュニケーション能力はずっと大切であり、当たり前に求められる能力です。

これからも失敗して落ち込む事はあると思いますが、精神的にキツくなったら少し休憩するなどして、気分転換して前を見て進んでいきます。

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