install of story 23回目、「モアナと伝説の海」ほんとの主役はマウイ

 

🟢マウイの癒えていない心のトラウマ、インナーチャイルドを癒やす旅

トラウマを癒した後の人間の進化の雛形

マウイが人間の為に昼間を長くしたり、ココナッツを植えてあげたり、あれこれしてあげていたのは、
お母さんに捨てられた傷をごまかすため、お母さんに捨てられたから価値が無い人間なんだという傷を、
他の人間からの賞賛や承認でごまかそうとしたから

🟢マウイの体内にある入れ墨、あれはマウイの歴史

マウイがいままでやってきたことが体に入れ墨として刻まれている
人間においても無意識や潜在意識として、自分の記憶や脳内に刻み込まれいる
性格になったり、無意識のプログラムになったり、している

マウイの動く入れ墨、あれはマウイの良心と本音、善なる心
悪魔が行動していて、心には天使がいる、という葛藤をしている

マウイは言っていること、やっていること、思っていること、の3つが全部ズレている
その象徴が入れ墨

🟢蟹、カニはなにのメタファーか

キラキラのカニはマウイのメタファー

___
昔タマトアは茶色くて さえないカニだった
今はゴージャスになれて 幸せだぜベイビー
本当の自分になれ なんて言うヤツもいる
そんなたわごと信じるな 嘘だよ それより
シャイニー 俺は輝きたいのさ ピカピカに磨き
シャイニー 首飾りみたいに光る光る クッ

捨てられたお前は 人間の愛情がほしくて
あがいてきたのに 全然タフじゃない
フニャフニャ情けないヤツ
マウイ いい加減に目を覚ませ 俺を見ろよ
シャイニー 眩しくてくらみそうか これぞ人生だよ
シャイニー 早く気づいていればな おまえも
食べられずにすんだ
そう 輝いていれば
___

蟹は、マウイの心の闇の部分を指摘、刺激している

マウイは自分の母親に捨てられたという心の傷をごまかすために、
力を使って人間にいろいろしてあげて、
自分の満たされない心を他人からの承認や賞賛で埋めようとしていた

蟹は黄金で埋めているけど、
マウイは承認で埋めている
黄金も承認もキラキラしている
そうやってごまかしているから本質は一緒
キラキラでごまかしている
キラキラで埋めている

キラキラに戻っちゃえばいいんじゃない
いままでどおりパワーでごまかして生きなよありのままに生きるなんてどうなのと。

マウイはすごく強くてすばらしい自分といのを演じてきて、本心をごまかして生きてきた

本心をごまかしてきたから、
心が埋められることは無かった、
心が満たされることはなかった、
だからテフィティの心を盗んだ
テフィティも心を盗まれて心をなくしたからテカーになった

テフィティに心を返ってきたから、
マウイ自身にも心が返ってきた

心を盗まれたテフィティという女神様は、
心が満たされないマウイ自身と見えなくもない

心が無いマウイは、
テフィティの溶岩バージョンのテカー

マウイの入れ墨は、マウイのストーリー、人生
マウイの動く入れ墨は、マウイの良心、本心、善なる心
テフィティ、女神様、緑の魔女はマウイの完全な状態のメタファー
テカーはマウイの満たされない心、心が欠けて暴走した姿のメタファー
キラキラの蟹、タマトアは今のマウイ、
キラキラでごまかしている弱い心のマウイ、承認欲求で満たしていたマウイの象徴、メタファー

つまり、主人公はモアナではなく、マウイ

マウイが深海に潜ってタマトアという蟹と戦うというシーンは、マウイ自身の深い深い自己対話のシーン
深層心理に潜っていくメタファー
蟹は承認欲求、自分の傷をごまかしてきたという弱い心の象徴

キラキラでええやん
過去のステージに戻そうとしている

モアナは両親との葛藤、
マウイは自分の心との葛藤

世の中にはマウイと似た人もいっぱいいる、
例えば焼きそばさん
焼きそばさんにも深層心理でなにかがあって、それをごまかすためにやっている

キラキラ起業女子の8割はなにかから逃げている
夫婦関係が原因の人が多い
旦那さんとの関係が満たされないから、他人からの賞賛や承認、お金で埋めようとごまかしている
キラキラの蟹、タマトアと同じ

キラキラとギラギラは違う
ギラギラはダメ
演出しているキラキラはダメで、
内側から湧き出るようなキラキラは良い
後光が差しているみたいな

お金とか承認欲求とかブランドなどの装飾でごまかすのはダメ

目立ちたい病もマウイと同じ

🟢釣り針を取り返したけど、うまく使いこなせないのはなぜか

1.地下、深海に潜ったけど、傷を認めていない、傷を癒せていない、傷を受け入れられていない

2.まだ強がっているから

3.迷いが生じたから、
このままキラキラ、ギラギラで行くべきか、それともモアナのように生きるべきか、の迷いが生じたから

だからせっかく釣り針を奪ったのに上手に使えない、使いこなせていない

・閑話休題
マウイに似た日本の神様、ヒルコ
イザナギとイザナミの子供、五体不満足で生まれた、海に流された、両親に捨てられた神様
将来エビス様になって帰ってきた

🟢マウイがなぜ釣り針を使えるように変わったか

それはマウイがモアナにしゃべったから
マウイが母親に捨てられたことなどをモアナに話すことで癒されたから

★傷の癒し方として一番良いのは人、誰かに話すこと、オープンにすること

人はなぜ傷を傷のまましておくのかというと、人に話さないから

傷は隠すとグチュグチュになる、膿む
でもオープンにしてると自然治癒する
傷は隠せば隠すほど長引く

マウイがモアナに話したことでちょっと解放された、思っていることと言っていることとやっていることが一致し出した
マウイが言っていることや動きが、
マウイの良心である入れ墨とブレが無くなっていった、一体化していったので
マウイはパワーアップした、本来の自分に戻った、本来の力を発揮し出した

人は
言っていることと
思っていることと
やっていることが
一致すると強くなる

過去の心の傷や闇を癒やす、受け入れられると、
強くなる、能力を発揮する、才能が開花する

マウイの釣り針のような魔法を使えたり、何者かに変身できたり、

釣り針ではなぜ変身できるか
マウイは変身の象徴
人は成長すると変身する、別人のようになる
マウイは本当の意味で変身した

映画を観て大切なポイントに気づくにはフィルターを通して見ること
今回は神話というフィルターで見た
マイルドヤンキーというフィルターで見た

★価値とはなにか★

フィルターにも価値がある
モアナと伝説の海をいろんなフィルターから見て、立体的に捉えることによって価値が生まれた

ほとんどの人は世界が見えているけど、視覚的にしか見えていない

フィルターのイメージ
赤い下敷きをおいて見れば赤く見える
青い下敷きをおいて見れば青く見える
視力が弱い人がメガネをかければはっきりくっきり見える
神話のフィルターで見ると神話の色で見える
神話というフィルターで見ると、神話という切り口から切り取れるようになる

ほとんどの人がフィルターを1つも持っていない
フィルターが無いと、メガネをかけていないのび太のように、世界がぼんやりしか見えていない
ぼんやりしか見えていないと、モアナを見ても、あーおもしろかった!としか感じ取れない
つまりなにも見えていないのと同じ
だから価値が生まれていない
価値を消費する人

★★★価値を提供する側になるには、フィルターを作るってのが結構手っ取り早い

大事なことは、そのフィルターの精度が高いこと
フィルターの精度が低いと価値にならない

フィルターが1つしかない人はそんなに価値が無い

わかりやすく説明するのに例えばオウム真理教の教えにガッツリハマって、ガッツリ勉強して、ガッツリフィルターを作った人が、
そのフィルターしか無かったとしたら、
そのフィルターで世界を見たら、
その人には世界が相当歪んで見えるしかない、
そうするとテロとか起こす、サリン事件とか

そうやってフィルターが1つしか無かったり、歪んでいたり、するとせっかくフィルターがあっても危険な奴になるので、またそれは危ない

フィルターが1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、といっぱいできていくと、
8種類のフィルターで世界を見られるようになっていくので、
すごいはっきり見られるようになる。
多角的、多面的に世界を見られる状態になる。
そうすると、歪みなく世界が見える。
そうすると、その人の見ている視点は価値が高い★★★

🟢まずはフィルターを1つ作ろう

なんにでもフィルターになりえる
どんな行為でも

例えばスタバ好きなら、スタバフィルターで見れるようになる
スタバ好きなら、
スタバのコーヒー飲みまくったり、
いろんなスタバ店舗を巡ったり、
いろんなメニューを注文して試してみたり、スタバの内装を調べてみたり、
スタバのグッズを集めてみたり、
眺めたりしていくうちに
スタバのフィルターができあがる
➡️
あ、そっかお店ってこういう風に作ると良いんだーとか、
スタバの接客って他の店と比べてこういうところが良いんだ、ここが違うもんなーとか、
あ、こうやって期間限定の商品を出してお客さん集めているんだーとか、
👉あ、けど、ここって他のビジネスでも応用できそうだな⁉️って気がつけるようになる

エネルギーというフィルターは、エネルギーで世界を見るので相当抽象度が高い
超便利で、超価値が高いが、超扱いにくい

例えばサッカーが好きなら
ワールドカップ、32チームの試合を全部見て、選手も全部調べて、なんで負けたのかの、どこが強いのか研究して、サッカーとはなにかを深めていって、っていう感じでやっていけばサッカーフィルターみたいなのができてくる。
どうしてアルゼンチンやポルトガルが負けたのかをどんどん考えていって、サッカーフィルターを作っていくとだんだんわかってくる。
あ、良いサッカーってこういうものなのかって。こういう風にやるチームが歴代で優勝しているなとか。あ、これが重要なんだってわかると、あれこれサッカーだけじゃなくて野球でも重要なんじゃないか、同じことが言えるんじゃないかと。チームスポーツはそうかもしれないかなと。って言うかチームはそうかも。会社でもそうかも。

🟢分析できる映画の見方

映画を見る前に心に誓うこと、映画には無駄なシーンは1ミリもないと。
映画はだいたい150分で終わるように作られているから無駄なシーンを詰め込んでいる余裕はないから
つまり全部大切なシーンなはず。
なんとなくなんていうシーンは無い
なんとなくこの台詞言わせておくかなんて無い
ほとんどだいたい意味がある
歌詞だって全て意味がある
作り手側の視点で見る
ディズニーやピクサーの映画作品、力出しているな、本気出しているなっていう映画作品はだいたいなにかメッセージがある
大ヒットしているのは時代を捉えている可能性が高い
時代を象徴している

モアナで言うと、
ヘイヘイという鶏もなんとなく置いてあるわけではない。なにか意味がある。
ヘイヘイとオラフは同じ、ちょっとしたゆるキャラがいる事でストーリーは進むし、笑いが起こるので和む。
ナウシカのリスとか。
モアナという名前、マウイという名前にもそれぞれ意味がある
オセアニアの神様の名前

ズートピア
ジブリはむずかしい、読み解くの大変かも
cmもちゃんと見たほうが良い、全て仕掛ける為に15秒で作り込まれているから、なにが狙いなのかを意識しながら見る

フィルターを持てるようになるのに材料となるかもしれない映画作品、桐島部活やめるってよ

コンテンツは全てそう

だいたいどのストーリーでも、自分の本心や本音もしくは社会や世界の真実に気づくシーンがあり、深く深く下に潜っていく演出がされる、もしくは死にかける

死にかけて意識飛んだら過去の誰かが出てきて深い深い自己対話して気づく
深い深い地下に潜っていって

例えば風の谷のナウシカ
フカイに落ちて行ったら、下にはキレイな世界があった
社会の真実が見える

例えばキングダム
キョウカイ
ニブ
私には光があったんだと本質に気づく

西洋神話の場合は、深く自己対話するより死にかける方が多い

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