テスト自動化ツールを使って取引先へ提供しているウェブサービスをchromeなどのブラウザで動作確認する業務を進めています。
テスト自動化ツールに読み込ませるテストシナリオは委託会社に作成してもらい、納品してもらっていました。
テスト自動化ツールで実際に動くかを確認してみたところ、処理が重かったり、ウェブサービスの画面のデザインが変わっていたり、ブラウザのバージョンが変わっていたり、などのいくつかの要因により実行したテストのほとんどがfailedとなりエラー終了となる箇所が多く見つかりました。
計画は、1ヶ月前に予定していました。計画をもとに準備を進める形で、テスト自動化ツールに読み込ませているテストシナリオの修正を進めていたのですが、計画していた予定の期日を過ぎる状況に至った為に上司や年下で後輩のチームリーダーと話し合う為に打ち合わせの場を設けました。
打ち合わせで話した内容は主に以下です。
・私がこれまでにどんな操作で、どのようにテスト実行して、確認したり、テストシナリオの修正を進めて来たのか
・みつけたエラーは納品された時点でも確認していなかったのか、それはなぜか
で、年下で後輩のチームリーダーから私へこう言われました。
「加藤さんが「やります」もしくは「できません、お手上げです」と言わないと、この打ち合わせは終われません。そして後者の「できません、お手上げです」という選択肢はありません。先日よりお伝えしている通り、これは加藤さんのミッションですので。なので加藤さんから「やります」と言ってもらわないと終われませんので言ってください。加えて、別の今の時点でテストシナリオを見てすぐにどこがどう悪くて、どう修正するかわかって修正して欲しいとまでは言いません。理想としては最終的には加藤さんにそうなって欲しいですけど。だから今は加藤さんからは「やります」と言っていただいて、この後計画を作り直して、テストシナリオの修正を進めてください。予定していた計画通りに進められないですけど、テスト自動化ツール完成するまでは人手でブラウザ動作確認すれば良いだけですから。
黙って何も言わないとかせず「やります」と言ってください。伝わりましたか。意味わかりますか。ご理解いただけましたでしょうか。ちなみにこれ、あたりまえのことです。」
私の失敗は、自分から次にどうするかをすぐ返答できなかったこと、自分で選択肢を選べずにわざわざチームリーダーから私がやるべきことを説明してもらったこと、それに伴い無駄に時間を経過させてしまったことです。
正直、打ち合わせ直後の時点では、年下で後輩のチームリーダーから私へこう言われた事について、私は腹を立てていました。
腹が立った原因は自分のクソみたいなプライドの為です。年下で後輩だからという目で私が見ている為です。
私みたいな失敗はあまりないケースかもしれませんが、失敗して叱責されたり、質問されたり、した時に黙ってしまって、自分の思考を停止してしまい、相手からの意見を待つ、相手に委ねてしまうのが一番悪いこと思います。
もしこれがプライベートでの出来事だったとしたら、もし相手が悪い人だったとしたら、相手に選択権を全て委ねてしまうということになり、もっと良くない事態が生じるかもしれない、恐ろしいことになっていくかもしれません。
思考を停止せず、ひとりで抱え込まず、次どうするかを考えて、それを相手に伝えられるようになると、仕事もプライベートもより良くなっていくと思います。
失敗は真摯に受け止めて反省し、次どうするかを決めて進めていけば良いんです。
下を向かず、前を向いて歩んで行きましょう。
では、また!
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